薔薇いちりん

 成蹊のみなさんが歓送迎会に声をかけてくださった。生田での授業を終え、7時に吉祥寺に着く。僕と入れ替わりに非常勤講師になられたK氏と久しぶりに話す。K氏は英語教育関係の研究会で20年来の知り合いだが、専任教員としての仕事に区切りを付け、この春から大学院に通っておられる。研究の成就を願わずにはいられない。
 僕はと言えば、学会運営上の問題に頭を痛める日々。僕の物差しでは絶対に許せないことが起きたが、周りのみなさんの紳士ぶりに矛を収める形となる。自分の仕事のスタイルを変えられない者は、共同の仕事など立ち上げようとするべきではない。自戒を込めて、これが今回の結論。