おとなげないのはおとなの証拠か

 パソコンが壊れた。昨夜、この日記を更新した後のことだ。
 愛用のノートパソコンは機種の特性として、電源ボタンを押すとすぐにディスプレイのバックライトが点き、それから起動音が鳴って立ち上がる。ところが、昨夜からは、電源ボタンを押すとバックライトが点かない状態で起動音が鳴り、起動の途中でそれが点いたり消えたりするようになった。しばらく放置して暗い画面をよく観察すると、起動は完了しているのか、うっすらとデスクトップが見えるときもあるし、何も見えずに真っ暗というときもある。前の機械でも同様の症状になったことがある。もうお手上げだ。
 前の機械は、そのときに修理してもらったあとさらに2回修理に出し、合計で4年近く使ったが、さすがに限界だったのだろう。昨年の8月にいよいよ起動しなくなり、泣きの涙で今の機械を買った。あれから半年足らず。買ったときの涙もまだ乾いていないというのに、こんなことに。
 今朝ほどサービスに電話して、あれこれのやりとりの末、修理に出すことになった。明日、運送業者が専用の箱を持って集荷しに来てくれる。以前の機械で修理をお願いしたときは中一日で戻って来て、あまりの速さに驚いた覚えがある。今回もうまくいくとよいのだが。
 「あれこれのやりとり」についてつまびらかにはしないが、ちょいと声を荒げる場面があった。A社のパソコンと付き合い始めて18年。こちらにも驕りがあったかな。電話を切るときにも謝ったが、電話の向こうの一所懸命なお嬢さんにきついことを言っておとなげなかったと反省。結果として保証期間が2年延長されたのだからよしとせねば。


 今日の日記は近所のネットカフェで書いている。日記は携帯電話からでも更新できるが、木曜日の授業の準備と、月曜日の試験の作問と、学会の帳票の出力と、どうしよう。