彷徨する方向

 京都駅前のキャンパスプラザ京都で会の理事会および研究例会。
 理事会は11時から。全国大会のプログラムづくりは意外にあっさりと決着した。会場の問題が早々にクリアになることを願う。会計報告を含め、あれこれのことを終え、少し気持ちが楽になった。
 研究例会は14時から。研究発表が1本と「自著を語る」という講話が1本。調査・研究の裏側にはさまざまの労苦があって、それと同じくらいの喜びがある。それらを聞くことにも研究例会の意味がある。
 懇親会は9人でこじんまりと。その最中に大いなるプロジェクトが実を結んでいたことをあとで知らされた。私たちに与えられた課題は大きいけれど、少しずつであっても前に進みたい。
 そのあとは事務局会議。ひとつになりたいというような安直な願いの打ち砕かれた先にこそ絶対的な信頼がある。無意識という意識の中に培われたものこそが尊い。