ことばのいのち

 所属寺の「成人の日法話会」は14時から。この数日間は、徹夜をしたり、明るくなる前に起きたり。不規則な生活のリズムで、原稿をまとめたり、発表の準備をしたり、事務仕事をこなしたりしてきたものだから、さすがに疲れが出たか。準備のため12時には寺に着きたかったのだが、なかなか起きることができなかった。あたふたと準備して20分遅れで到着。ただ、準備には支障がなくホッとした。
 今日お迎えしたのは、テレビやラジオでも活躍され、新聞・雑誌にも連載をお持ちで、著書もたくさん出していらっしゃる女性のご僧侶だった。ご自分のことを語り開かれる中で、仏法との出遇いを印象深くお話しくださった。ラジオがお好きで実際にアナウンサーとして話す仕事もしていらっしゃるうえに、私と世代も近く、さらに決定的な共通点もあることから、妙なところで親しみを覚えたりもした。
 法話会のあとの新年懇親会は、例によって私が司会をさせてもらった。そろそろ他の方にとずっと願っているのだが、これがなかなかかなわない。今日は特に「ご本職」の前とあって照れくさくもあったのだが、お誉めのことばをいただければお世辞でもうれしいものだ。
 ということで、まったく「休んだ」という実感のない連休が終わる。明日は高尾で補講を2コマ。