関屋さん、大和田さん、菅野さん、臼井さん、佐倉さん

 なんとか起きて、会務に関わる急ぎのことを2つ。午後は、水曜日の講座の「総括」のためお寺へ。藤棚の藤は八分というところか。この藤棚の下にいることがどれほど好きなのかと思う。お墓参りのご門徒さんが声をかけてくださる。ここは花のお寺。八重桜は満開だ。
 僧分と門徒とが本当の意味で腹を割り、関わり合い影響し合ってひとつのものをつくり上げていく。画期的なことかと思っていたけれど、これこそがお寺の根源的な姿なのであって、お寺が本来性を回復しようとする姿に他ならないのではとも思えてきた。
 僕らは「義務感」で動くことも多いけれど、嫌々やっていたのでは絶対に続かない。おもしろいと思い、好もしく思い、慕わしく思う、そういう気持ちこそが僕らを支えているのである。お寺もそう、会もそう、仕事もそう。