すばらしい発表

 11時からの論文審査会に続き、14時からは月例研究会。若い人の発表を司会者として聴く。45分の発表に対し1時間10分の質疑応答。それぞれがそれぞれに聴き、それぞれの疑問と主張とを響かせ合う。そうすることによって、聴く者の理解は深まり、研究そのものに奥行きが生まれる。実際、誰もが何かを言いたくなる発表というのは「すばらしい発表」なのだと思う。
 忘年会を兼ねた懇親会もいつも以上に盛り上がる。すっかりいい気持ちで、その後の「事務局会議」も遅くまで。1月には「前乗り」で楽しい会を催すことも決定した。その前に気合いを入れて論文を読まなければ。いつまでも駆け出しのような気分でいてはいけないということはわかっているつもりなのだが、実際ひとりで立つという自信を持つまでにはもう少しの時間が欲しい。