定点撮影

 法友よりメール。昨日の法話会とビアガーデンの写真をネット上にアップしたとの知らせだった。所属学会でも同様の方法で写真をやりとりしたりすることがあるが、実際、世の中はどこまで便利になるのだろう。もっとも、写真というものは印画紙に焼き付けて郵便で送るものだという人々にとっては、このようなしくみは何の意味も持たないのだろうが、私などは飛びついておもしろがってしまう。
 何年も続けてビアガーデンの司会を務めさせてもらっているので、8月の第1土曜日にお寺の庭でくっちゃべっている私はずっと何年も記録され続けているわけだ。いやいや、その「劣化」のひどいこと、ひどいこと。写真を見て、どこのおっさんかと思ったら自分。ありゃりゃ、これ誰よと思ったら自分。この「定点撮影」はまことに残酷である。