「天国」はないよね、本木君

 来年度の授業ガイドやら何やら、近所のネットカフェに出向いてメールに添付して送る。家のインターネットがつながらないというのは、実に不便なことだ。明け方の数時間はつながるようだが、午前9時を過ぎるとどうにもならない。
 帰宅すると、映画『おくりびと』がアカデミー賞にノミネートされたというニュースがテレビで報じられていた。青木新門先生の『納棺夫日記』とこの映画とはもはや関係がないのだが、青木先生がこの作品を書き、本木雅弘さんがこれを読まなければ「納棺夫(師)」をテーマにした映画は生まれなかったわけで、そのあたりをきっちりと伝える大メディア(全国メディア)というものはないのだろうかと思う。