信号が変わったらやっぱり人ごみの中に消えて行くんだね

 国立(くにたち)の大学は今日から。初回はプレースメントテストを実施した。1年次の必修科目としての外国語は英語・ドイツ語・フランス語が開講されているが、英語については3人の担当者で分け持つことになっている。今年はドイツ語・フランス語にエントリーした学生が多かったようで、プレースメントテストの受験者が少なく感じられた。英語以外の外国語に触れることは、おおいに意味のあることだと思う。
 渋谷の女子校で中3の時に担任を持っていたYも、この大学で英語の授業を取らなかった1人だった。もう3年生。今日は久しぶりに話したが、ダンスに夢中のようで楽しそうだった。
 卒業生と言えば、その1人から久しぶりにメールをもらった。CDが完成し、発売が決定したとの知らせ。ずっとがんばっていたようだし、僕もうれしさでいっぱいだ。
 ひとりひとりにそれぞれの生きる道があって、それらが不思議なめぐり合わせで重なり合う。学校というところはそういう交差点のようなところなのかも知れない。