コメタはあだ名です

 生田で2コマ。作文の時間、学生たちの苦労というのは、実は英語の力以外のところに原因があるのだということを今さらのように思い知らされる。つまりは論理的思考力の問題なのである。作文の時間だけではいささか心許ないのだが、せめてものできることを。4月からは3コマもらえるようでありがたい限り。新機軸の授業も担当させてもらえるとのことで楽しみだ。
 会務に関わることでは、海外在住の日本人研究者から、学会誌の著者名の読み方について問い合わせのメールをもらう。確かに、英語等の外国語で論文を書く場合には、人名の漢字表記を引き写すようなことはできないわけで、ずいぶん困っておられたのだろう。さっそく返信しておいた。以前、国内における日本語での口頭発表でも人名の読み方が問題になったことがあるので、会としても対応を考えた方がよいかも知れない。
 そういえば、大学の後輩に「米田」と書いて「マイタ」と読む子がいた。高校の同級生には「谷内」と書いて「ヤチ」というのも。中学の同期生の「二木」は「ニキ」だったが、後に出会った「二木」さんはみんな「フタツギ」さんだ。そうそう、大学の同期には「久野」さんが3人いて、それぞれ「クノ」さんと「ヒサノ」さんと「キュウノ」さんだったよ。