しみじみ

 広島よりU氏を迎え、学会誌編集委員会の準備会。夕刻、大塚の「江戸一」で一献傾ける。お酒はぬるめの燗がいいなどと誰かが歌っていたが、確かによい。「泉正宗」の樽酒と、この店の看板ともなっている「惣花」を1本ずつ。U氏は「高清水」と「白鷹」の樽酒だったか。肴は、しめさば、ねぎぬた、煮こごりに、塩鮭も焼いてもらった。あれこれのことがずいぶん渋いのだけれど、こんなおじさんばかりの店が似合うようになってしまったのだなあと、しみじみ。
 懇親会の下見にと訪れた「Shisui deux」は貸切になっており残念。北口に回りしばらく時間をつぶして神田に移動し、2人で和歌山からE氏を迎える。今日の雨で、飛行機は飛ばず降りられず、ずいぶん時間がかかってしまったとのこと。出演を予定していた学園祭で野外ライブも荒天のため取りやめになってしまったようで、なんとも残念そうだった。
 明日は12時より論文審査委員会、引き続き編集委員会、14時より研究例会。私は「中抜け」を許してもらい(許してもらえなくとも)雪組の千秋楽に向かう。天気予報では、傘のマークが雲に変わっていた。雨は上がってくれるようだが、一歩進んで晴れやかな空になってくれないかしら。