新シリーズ

 ドラマ『科捜研の女』の第11シリーズが始まった。今日は2時間の拡大版。最近はテレビを見ているつもりでも、うっかり寝てしまうことが多いのだが、今日は最後まで楽しんだ。
 このドラマはもう10年以上も続いているが、主人公を取り巻く設定がこれほどまでに変化した作品も珍しいのではないだろうか。ときどき、平日午後の再放送枠で古いものが放送されることがあるが、現在との違いぶりに戸惑うことが多い。第4シリーズまでは別の作品と言ってもよいだろうし、第5シリーズからは現在の設定に近付くのだが、主人公が同僚から疎ましく思われている設定には後味の悪さが残ったものだ。
 個人的には深浦加奈子や加藤貴子の出ていた頃が好きだったが、その時代に一定のパタンができあがり、現在につながっているのだと思う。この先、半年が楽しみだ。