事故渋滞

 生田へ。今日の出講先は比較的近いので、朝は1時間ばかりゆっくりできるのだが、テレビの道路情報で事故のあったことを知り少し早く出ることにした。しかし、道路上の表示やラジオからの情報によれば、首都高3号線の大橋から用賀まで45分もかかるとのこと。これはたいへんだ。教員室に電話を入れ、遅刻の心配のあることを連絡する。
 一般道も使い、生田のキャンパスに着いたのが9時5分。教室に入ったのが9時10分。小テストの自主運営を指示して教員室に出向く。出勤簿に捺印し、教室のカードキーを受け取り、ワークシートを印刷して教室に戻ったのが9時25分だったか。あふれる汗をぬぐいながら、なんとか授業を進めた。
 事故を起こしたくて起こす人はいないと思う。起こすつもりがなくても起きてしまうのが事故なのだろう。けれど、たとえわずかであったとしても私たちの心がけで事故を減らすことができるのであれば、精一杯に取り組みたい。スピードの出しすぎや無理な車線変更で事故が起きているうちは、私たちの社会にモータリゼーションは訪れていないのである。