石畳の街で

 U氏を迎える第2夜は、ともに国会図書館に出かけた高校以来の友人Mi君も一緒に神楽坂の「ルバイヤート」で。ここは、年に一度買い出しに行く勝沼の丸藤葡萄酒工業の直営店。輸入ワインも揃えてあるが、せっかくなので今夜は「ルバイヤート」のブランドから「2008 甲州シュール・リー」と「2004 ルージュ樽貯蔵」を楽しんでみた。
 気取らない雰囲気と3人の好み通りの料理。あっという間の3時間あまりだった。何より、初対面という心の壁をひょいと跳び越えたように感じさせてしまう2人の友の「コミュニケーション能力」の高さがうれしく誇らしかった。