あと一か月

 あと一か月。この9月11日(金)から13日(日)まで「東京2009アジアユースパラゲームズ」が開催される。その概要については、同大会の公式ウェブサイトに以下のような説明がある。

「東京2009アジアユースパラゲームズ」は、アジアの障害のある青少年が、陸上、水泳、卓球などの競技を競い合う国際総合競技大会で、2009年9月に開催を予定しています。
世界的にも開催例が少ない、ユース世代の大会を、今回東京で行うことにより、日本の障害のある青年たちに、アジアの人々との交流などを通じ、スポーツに参加する機会を提供するとともに、日本とアジアにおける障害者スポーツの普及を推進します。

 かつての同僚で体育教師の友人に請われ、この大会の水泳競技会で英語の「通告員」を務めることになった。通告員の仕事内容についてあまり深く考えずに引き受けてしまったのだが、先日送られて来た放送原稿を見ると、スタート台に着いた選手の紹介や表彰式の進行アナウンスも仕事の一部らしい。
 にわかに高まる緊張。縁あって引き受けたからには、精一杯のことをしなければ。今から発声練習だ。「あ・え・い・う・え・お・あ・お」って、英語を使うときにはどんな練習をするんだろ。
 私の担当は11日(金)と12日(土)の2日間だが、この美声(笑)をお聞きになりたいという奇特な方には東京・辰巳の国際水泳場へお越し願えればと。いやいや、私のアナウンスはともかくとして、障碍とともにたくましく生きる若いアスリートたちにぜひともご声援いただきたく、一人でも多くの方にお越し願えればと思っている。