お塩の発音指導

 麻薬で逮捕された俳優らしき人にはまるで興味がない。しかし、この人にお子さんが生まれたときの記者会見で、その英語(?)風の名前を記者たちがうまく発音できないことに対し、この人がイライラして見せた姿だけはよく記憶している。
 生徒や学生たちが英語の発音がうまくできないからといってイラッとする人々は、その記者会見の様子をよく見て(もうテレビでは流れないかなあ)、そこに自分の姿が映っているのだと考えてみたらよいと思う。大切なことは生徒や学生たちがうまく発音できるように導くことなのであって、上手な見本が示せるだけではダメなのである。